秘めたる、男子。
男子とは、秘めたる想いをもっているもの。
想いを語りあえる仲間に出会えたとき、
突如と輝きだす。
男子は夢が好物な生きもの。
女子はときおりその単純さに首をかしげる。
そんな、男子をさぐっていこう。
ABEと、ぽきーる。
沢丸(以下、沢):いやぁ、こうやって2人で話すの何回目になるだろうね?
ABE(以下、A):そうですね。
かなり2人で飲みに行きましたよね。
お陰さまで、お酒がほとんど飲めなかったのに、飲めるようになりました。
沢:俺は、お酒の教育をしている訳じゃない(笑)
A:はい。
今は、店長としての心得を教えて頂いています。
沢:おぉ!良かった~
ジユームの店長は、入社してお酒が強くなりました!じゃぁ、スタッフに示しがつかん!(笑)
A:ジユームに入っていろいろと学びました。
お酒の他にも。
沢:お酒は余計(笑)
A:ちょっと語ってもいいですか?
沢:もちろん。
いつも俺が夢ばっか語ってるから、うつっちゃったかな?
夢と上京
A:夢を語るで言ったら、全然話が違いますけど、上京した頃はアパレル目指してて。
面接に行ったアパレルショップで担当してくれた人が夢のない事言ってたなぁ。
あれは、かなりアパレルに対して失望しました。
沢:アパレル目指してたんだ!
初耳ー。
A:はい。すぐに諦めたんですけど。
沢:早っ!!
A:はい。
その頃の俺、ダメ人間でした。
上京して3カ月で貯金を使い果たして・・
で、焼肉屋でバイトして、10枚130gで切れる技術を習得。
上京して誇れる技術でした(笑)
沢:で、今ではカラー剤を量らず狙ったグラム数で作れるようになったと。
A:いやいや、作れないっす(笑)
沢:俺も近いのあるよ。
リーフレット10枚、触るだけで判る。
A:それ、ヤバイっす(笑)
マジシャンのトランプじゃないですかー。
沢:スプーン曲げできるしー。
A:話それちゃってます。
沢:おっと、いけない。
じゃぁ、いつ美容師になろうと思ったの?
美容師、目指す。
A:ほんと言うの恥ずかしいんですけど・・
好きなものを仕事にしたいと思って。
ラーメン好き。
おしゃれ好き。
うーーん。
美容師!!って。
沢:いやー、大事よ!
てか、俺も似たようなもん。
建築士になりたくて入った附属の高校。
勉強せずに遊んでて、建築科に進めないことが判って・・
音楽好きだったし、色んな髪型にしたいし・・って。
でも美容師続いてるじゃん、2人とも。
というか、美容師の魅力にハマってしまってるじゃん!(笑)
A:確かに。
沢:キッカケなんて何でもいい。
続けられる事の方が、よっぽど大事。
18歳くらいで明確な夢を描ける人の方が少ないよ。
でも、その時から明確なビジョンを描き続けている人も確実にいる訳で。
A:はい。
沢:そういう人たちに遅れをとっている訳だから。
A:はい。
沢:まぁ、力抜いて行こーって(笑)
A:(笑)
沢:過去を悔やんだって何も始まらない。
今、何ができるのか?
過去にそういうことがあったから、今のABEくんがいる!
とてもラッキーだったんだよ。
A:そうですね。
『ジユームイズム』の話になってきた(笑)
でもそう思うと、ホント恵まれてきたなと思います。
沢:そうそう。
A:夜間の美容学校言ったんですけど、同級生は美容室で働いていて・・
ヤバイなぁ、と感じて。
そして美容室で働き始めたんです。
沢:うんうん。
A:就職活動で有名店の面接受けたんですけど、今ハマっているものは?と聞かれて、「ペヤングと納豆」と答えて落ちました。
沢:それは確実に、今に繋がってる(笑)
A:(笑)
そのあと、ぽきーるさんに出会ったんです。
出会い
沢:人生の分岐点だね~
A:その時はまだ感じていません(笑)
沢:あ、やっぱり!?
A:ここからは、ぽきーるさんも知ってる通り、そこでスタイリストデビューしたけど、「今日どうしますか?」とか聞いてました。
今じゃ考えられない、提案もない、どうしようもないスタイリスト。
カッコも、ロン毛でヒゲ。古着にピアス。
教祖様とか言われてた(笑)
沢:うん。教祖様だった(笑)
A:このままじゃダメだと思って、ここ(ジユーム)に入る前のお店に入社しました。
沢:太ってたもんね。あの頃。
A:そう。このままじゃダメだと思って(笑)
沢:で、痩せたんだよね。
A:痩せました(笑)
それはそうなんですけど、その店で売上に対する意識・提案・カウンセリング・集客に対するノウハウを学びました。
とっても成長できたし、自信のついた4年間だったと思います。
沢:おぉ!良かった!
でもそれは、ABEくんが環境のせいにしなくなった証拠じゃない?
A:はい。
他責は自責。
起こるべくして起きる。
今でいう『ジユームイズム』です。
沢:さっすがー。
よっ!店長~!!
A:でも悩んでいたんですよ。
このまま上に上がっていきたいのか?
フランチャイズオーナーになるのか?
自問自答を繰り返していました。
沢:まじめ~
A:いやいや、知ってるじゃないですかー。
その4年間もよく飲みに行って朝まで熱い話してたじゃないですかー。
沢:ABEくんの成長を聞けて楽しかったなぁ。
会うたびに自信をつけていく。
本当にそのお店に入って良かったと思ってたよ。
決断
A:でも、ぽきーるさんと会って話す度に思ってたんです。
このままじゃ、いけない!って。
ぽきーるさんのアドバイスや、年間200冊も本を読んでいる話を聴いて。
ジユームの企画や、1人で始めたのに何度も雑誌に取り上げられたり。
この人とだったら、おもしろい事ができそう!
この人にだったら、ついていきたい!
常に新しいもの、未来を見ている!
沢:恥ずかしいなぁ。
でも正直に嬉しいよ。
A:俺も言ってて恥ずかしいっす(笑)
で、ジユームに入社したのですが、最初は思い通りにはいかなかったんですよ。
沢:うん。知ってる。
苦悩
A:チェーン店という圧倒的な集客力に甘えてた自分に気付いたんです。
沢:黙っていても、お客様は来るもんね。
A:はい。
でも、出鼻をくじかれたのは、本当に良かったと思います。
沢:ABEくん・・・ラッキーね!
A:ひとりのスタイリストとしての、力のなさを痛感させられました。
今までのやり方が通用しない!
なんでだろう・・って悩みました。
沢:なんじゃこりゃ~。だね。(松田優作風)
A:どうしたら、もっとお客様に喜んでもらえるのか?
どうしたら、もっとお客様に求められる美容師になれるのか?
『ジユームイズム』を学び、『3stepのカウンセリング』を学び、徐々にお客様に求めてもらえるようになってきました。
まだまだですが・・
沢:うんうん。
ABEくんの、その現状に甘んじずに常に進化しなきゃ!って姿勢を感じているから、店長に任命したんだ。
店長に、なる。
A:ありがとうございます。
でも店長になってから、どれだけ今まで自分の事しか考えていなかったか、と気付かされました。
今は、お店やスタッフの未来・幸せを願って奮闘中です。
沢:うん。すごいよ!
ごいごいすー。(ダイアン風)
ABEくん、ごいごいすー、だよ。
悩んでるって事は、成長してるって事。
前を向いて諦めなければ、必ずうまくいく!
ABEくんなら、できる!!
A:ありがとうございます。
未来
沢:未来の事なんて、誰も判らない。
誰も判らないんだったら、良い事だけ考えていればいい!
不安に思えば、気分を落ち込ませるし、時間の無駄。
A:はいっ!
沢:思っているだけでは考えた事にはならない。
行動して初めて考えた事になる!
A:『ジユームイズム』ですね。
沢:おうよ。
これからもABEくんの切磋琢磨してる姿を見届けていくよ。
何かあったら、いつでも相談のるよ!
A:ありがとうございます。
よしっ!!
やってやるぞー!!
沢:その調子~♪
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
連載の第2回目は、ジユームの店長であり、私の右腕のABEくんでした。
ABEくんは、ジユームのクリエイティ部の部長としてこれから雑誌に多数載ることになると思います。
みなさま、これからもABEを見守ってくださいますよう、どうぞ宜しくお願い致します。
そして、2店舗目を順調に発展させてこれたのも、ABEくんのお陰です。
本当にありがとう!!
スタッフ募集
ジユームでは、
技術を磨きたい、夢を叶えたい、
いろんなことにチャレンジしたい、
とにかく自由に、楽しく働きたい。
そんなスタッフを募集しております。
そして、
そういう想いを、
ジユームは全力で応援します。
ご興味がある方、こちらに詳細があります。
ご覧くださいませ。