<春野菜とあさりのスープ>
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暖かい季節になると、内にこもり悶々としていた感情が外へ発散されやすく、イライラや攻撃的になったり何かと不満を感じやすくなってきます。
からだに良いもの悪いもの全てをため込む冬の季節から解毒と代謝をする春に変わります。
肩こりや頭痛、お腹の張り、めまいなどをおこしやすくなる時期でもあります。
怒りや恨み、我慢などの感情を持ち続けていると本来巡るエネルギーが滞り、巡りが悪くなってしまいます。
そんな春に私たちUMUからご提案したいニ品目が【春野菜とあさりのスープ】です。
まずは、今回使う材料の効果を見ていきましょう。
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身体の余分な熱をとったり水分を輩出する働きがあるあさりをふんだんに使い、血行を良くして善玉コレステロールを増加させる塩こうじ、むくみ改善効果のある玉ねぎ、肺を潤すアスパラガス、胃の働きをよくするキャベツ、イライラや頭痛や目の充血に効果的なチンゲン菜を今回は取り入れました。
また、新玉ねぎは生で食べたい食材なのでぜひ春は取り入れていきたい食材です。
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今回使った材料とつくり方になります。
さっとできて美味しいので、ぜひ試してみてくださいね。
※好きな春野菜は特にグリーンの苦みがあるものがオススメです☆
菜の花/スナップエンドウ/あさつき/豆苗/せり/たけのこ/セロリなど。
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<春の豆知識>
-春は「肝」の季節-
春は肝臓が活発に動き始め、負担がかかるようになってきます。負担がかかることで「肝」の特徴としての「怒り」が出やすくなります。
-春に摂りたい栄養-
アブラナ科の野菜、柑橘類、鉄、タンパク質、ビタミンC
-春に摂りたい食材-
鶏肉/アサリ/小松菜/生大根/レモン/ブリ/ルッコラ/柚子/菜の花/タコ/グレープフルーツ/セロリ/せり/青じそ/ホタテ/春菊/海苔/ターメリック/カルダモン/イカ/オレンジ/生玉葱/キャベツ/アスパラガス/かぶ/筍/海老/ふきのとう/うど/あさつき/パクチー/黒きくらげ/鰹/鮪/チンゲン菜/三つ葉/マスタード/切り干し大根
-食べるものはとっても大切だけれど-
昼夜逆転の不規則な生活も体には大敵です。血を溜める「肝」は深夜1時~3時の就寝時にこそ力を発揮します。その時間に起きているような生活をしていれば血を溜めることがなかなかできず、お肌の血色が悪くなったりシミができやすくなったりします。さらに、イライラや月経痛などを招きやすい体質になりやすいです。春に限らずですが、睡眠はとても重要です。
Direction : Tomi , Photo : Sawamaru Pokir