<にんじんのクコの実ラペ>
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暖かい季節になると、内にこもり悶々としていた感情が外へ発散されやすく、イライラや攻撃的になったり何かと不満を感じやすくなってきます。
からだに良いもの悪いもの全てをため込む冬の季節から解毒と代謝をする春に変わります。
肩こりや頭痛、お腹の張り、めまいなどをおこしやすくなる時期でもあります。
怒りや恨み、我慢などの感情を持ち続けていると本来巡るエネルギーが滞り、巡りが悪くなってしまいます。
そんな春に私たちUMUからご提案したい一品目が【にんじんのクコの実ラペ】です。
まずは、今回使う材料の効果を見ていきましょう。
胃を丈夫にし、特に子供の消化不良や長引く下痢の改善効果があるにんじんをふんだんに使い、目の働きを助け、視力低下や眼精疲労に効果的なクコの実を取り入れました。
クコの実は腰のだるさ、白髪、めまい、不眠の改善にも有効といわれていますので、積極的に取り入れていきたい食材です。
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今回使った材料とつくり方になります。
さっとできて美味しいので、ぜひ試してみてくださいね。
<春の豆知識>
-春は「肝」の季節-
春は肝臓が活発に動き始め、負担がかかるようになってきます。負担がかかることで「肝」の特徴としての「怒り」が出やすくなります。
-春に摂りたい栄養-
アブラナ科の野菜、柑橘類、鉄、タンパク質、ビタミンC
-春に摂りたい食材-
鶏肉/アサリ/小松菜/生大根/レモン/ブリ/ルッコラ/柚子/菜の花/タコ/グレープフルーツ/セロリ/せり/青じそ/ホタテ/春菊/海苔/ターメリック/カルダモン/イカ/オレンジ/生玉葱/キャベツ/アスパラガス/かぶ/筍/海老/ふきのとう/うど/あさつき/パクチー/黒きくらげ/鰹/鮪/チンゲン菜/三つ葉/マスタード/切り干し大根
-食べるものはとっても大切だけれど-
昼夜逆転の不規則な生活も体には大敵です。血を溜める「肝」は深夜1時~3時の就寝時にこそ力を発揮します。その時間に起きているような生活をしていれば血を溜めることがなかなかできず、お肌の血色が悪くなったりシミができやすくなったりします。さらに、イライラや月経痛などを招きやすい体質になりやすいです。春に限らずですが、睡眠はとても重要です。
Direction : Tomi , Photo : Sawamaru Pokir